Red Beat Connection Vol.11(061213)
今朝付けっぱなしのテレビからワイドショーかなにかの音が耳に入ってきた。まだ半分夢の中であんまりよく覚えてないんだけど、俳優の三国連太郎が『夢を追いかけない若者より夢を追いかけ続けてる年寄りの方が若いんだ・・・』とかなんとか。まあギリギリ俺ら世代までの人は若い頃に追いかける夢がちゃんとあったからね、時代の流れ的に。良いんだか悪いんだか今もその幻想に取り憑かれてる人が多いのかもしれない。テレビを付けても周りを見ても、バンドだってそう、なんだかんだ言っても未だに夢を追いかけてるのはオヤジたちがほとんどだし。とはいえ過去を引きずって言い訳ばっかりの年寄りかは、今っていう消化試合を精一杯こなしてる若者のほうがよっぽど素敵だけど。実在しないドリームマッチなんてなんのそのって感じで。まぁどっちにせよ『夢』なんて幻と化したこの時代を生きる若者にはこれってちょっと酷な話かもしれないね。
そんな話はおいといて、今年もあっという間に終わっちゃうね。今年は自分自身迷いがあって無駄に時間を費やしてきた気もするから来年は夢に向かってゆっくりと突き進んでいこうかな。あっそうだ!年明け早々、店を改装することになったんでしばらくの間お休みさせていただきます。なので毎年恒例のファンクラブグッズもこの時期に合わせて発売時期をずらすことにしました。どうせなら新たにこんにちはって感じで、ナイスなアイテムをお届けしたいんで。とりあえず今は年末のイベントを特別な一夜にするために頑張らないと。ちなみにオープニングアクトはR.B.C
Vol.4の15曲目に収録してあるBurgundieが出ます。でもボーカルが日本に帰ってくればの話なんでそん時はゴメンなさい。ん?もしかしたら僕ちん2ステージやらないといけないのね、こりゃ大変だぁ〜〜〜!んでもって最後に、年明けの初売りもお待ちしてますんでヨロシクお願いします!では曲の解説をば。
01 - Whatever / Oasis
待ちに待ったベスト盤をゲットしたらなんとこの曲入ってないし。。。当時この曲がリリースされたときにビデオクリップを初めて見た場所がリキッドルームのステージの上だった。しかもオアシスのコピーバンド(笑)。巨大スクリーンで感動モンだったよ。俺の中ではロンドンコーリングと同じぐらい好きな曲。
02 - Death or Glory / RALE16H (Tokyo CLA5H)
今年の東京クラッシュに収録される新録。壮大なスケールでアレンジされた曲が、空を越えてジョーに届きますように。
03 - Suicide Sally & Johnny Guitar / Primal Scream
新譜のCountry Girlには度肝を抜かれたけどこれもまたカッコいい!ドールズ入りのパンクなアプローチは、テイストではなくロックの魔法にかかっちゃった感じがするぐらいカッコいい。
04 - Steady, As She Goes / The Raconteurs
今年の新人(?)で一番聴いたバンド。ライブも最高でした。でも90年代のThe Posiesってバンドにそっくりなんだよね(笑)。機会があったらDream
All Dayって曲を聴いてみて下さい。
05 - Black Horse and the Cherry Tree / KT Tunstall
『プラダを着た悪魔』の主題歌、Suddenly I Seeは良く聴いたなぁ。でもちょっと嫌なメジャー感があるんであえてこっちを。この曲、アダム・アントばりのプロモがイカしてます。前回のリンジー・ローハンに続き、今年の歌姫はLily
Allenとで迷ったんだけど、KTのほうが顔がタイプなんでこっちにしました(笑)。
06 - Bang Bang You're Dead / Dirty Pretty Things
リバティーンズの片割れのバンドとかどうでもいいんだけど、この曲はサイコー。俺の一番好きなポップ感で、サビのメロを聴くだけでジ〜ンときちゃうもん。
07 - If I Ever Feel Better / Phoenix
この手のバンドはあまり好きではありませんがこの曲はイイ。ジャミロクワイのパクリって気もするけど?まあいっか。
08 - Long Before Rock'n'roll / Mando Diao
じわじわと人気が無くなりつつあるバンド。たしかにアルバムのクオリティーは・・・って気もするけど、ちゃんとロックだけじゃなくロールしてる数少ない若手のバンド。
09 - Money (That's What I Want) / Backbeat Band
制作会社の人〜早くこの映画のDVD早く出して下さいよ〜。今一番リリースして欲しい一枚です。内緒だけど、僕のお友達のマックショウは一見キャロルって感じだけどホントの元ネタはこっちです、多分。
10 - Melanie / Prisoners
ガレージ系のバンドはあまり聴かなかったけど、この曲は当時、友達のDJがよくかけてて好きだった曲。
11 - Golden Brown / Stranglers
Prisonersと同じキーボードの音色から始まる哀愁漂うワルツ。これをパンクと言っていいのかは定かではありませんが、No
More Heroesぐらい好きな曲。
12 - New Europeans / Ultravox
シンプルなイントロのギターカッティングが格好良すぎます。全体的にニューウェーブな感じですが、現代に引き継がれる大事な要素がある曲、かな。
13 - See No Evil / Television
ジョニーサンダースやリチャードヘルもそうだけどヘロヘロなポーカルってNYパンク独特の感じなのかね?
14 - Heart of Glass / Blondie
この時代のブロンディーは大好きなんだけど・・・申し訳ないけど年老いたデボラハリーはどうもね。もちろん歳なんて感じさせないアーティストもいっぱいいるから見てみないとわかんないんだけどね。だからこの前の来日は見ませんでした。
15 - LUV 2 LUV U / RALE16H (Burgundie)
来年からはクラッシュの力を借りずに僕が新しくやろうとしてるバンドのデモ音源。この場を借りてちょこっとお披露目。
16 - Identity / X-Ray Spex
前の曲とファズな感じがうまくつながってるでしょ!?この曲も高校生のとき好きな娘に必ずってぐらいカセットテープに入れてたっけ。
17 - Wig-Wam Bam / Sweet
Ballroom Blitzで有名なバンド。グラム独特のザクっとしたギターはむしろ今聴いたほうが新鮮かもね。
18 - Here It Goes Again / O.K. Go
巷でYouTube って流行ってるよね。俺はあんまし見ないんだけどYouTubeでこのビデオ見たときは笑ったな。あとチャイニーズの若者がバックストリートボーイズの曲を当てぶりで歌ってるヤツが身内で流行った時もよく見た(笑)。
19 - Into The Deep / Kula Shaker
おいおい解散したんじゃないの!?この前のバンドも消化しきれないまま帰ってきちゃったよ。。。だから新譜もライブもピンとこず、改めてこのころの曲は良かったなぁとつくづく思う。
20 - Herculean / The Good, The Bad & The Queen
デーモン+ポールシムノン。僕にとっては夢の組み合わせでワクワクしたよ。勝手に二人の融合感が自分の感覚に近いものを感じたからこそ、さらに着地したサウンドを期待してます。
21 - Janie Jones(Strummerville) / Babyshambles & Friends
うちら東京クラッシュと違ってやっぱり若さを感じるね。。。悔しいけど単純にカッコいいです。
22 - New Born / Muse
〆は今年のフェスで感動を与えてくれたミューズ。実験サウンドも着地したらすごい事になるのね、継続は力なり。
我ながら今回はなかなか良い出来だと思うんだけど。。。幅広い世代に何か一つでも引っかかるものがあると嬉しいです。では皆さん、良いお年を!A
HAPPY NEW YEAR & MERY X'MAS
個人的な質問等はfaq@red-motel.comまで
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